カラス襲撃事件

昨日、お散歩中に社長の様子が少しヘンだな
と思っていたら、突然後ろに引き返して、ゲロしました。

ゲロを水で流して、「抱っこする?」と社長にきいてみましたが
自分で歩く意志をみせたので、そのまま歩いてもらっていました。
ただし、尻尾はものすごく下がったまま…。

社長が散歩中に尻尾を下げてしまうのは、
よほど体調の悪い時くらい。
急いでおばあちゃんちに戻ろう、幸いもうすぐだし。
と、帰りを急いでいました。
近所の、竹やぶとご神木に囲まれたお寺の横道でした。

ものすごいカラスの鳴き声…叫び声って感じ。

前方を見ると、老夫婦がこちらに向かって歩いてこられてました。
ご主人が「コラっ!　〇×※△□-!!!」って怒鳴ってました。
羽ばたきがきこえて、カラスがお寺の塀にとまっているのが見えました。
この老夫婦さんは私の同級生のご両親。
「怖いですね～。」なんて声をかけてみたものの、
刺激を与えなければ襲ってくる事なんてないハズ、
社長の体調を考えると回り道をしている猶予もないし…と、
そのままそ知らぬ顔でカラスの前を通り抜けた時、
ものすごい羽ばたきの音と「ガャ～!!ガャ～!!」と鳴き声。

…まだ余裕でした。都内にいた頃はもっともっとたくさんカラスがいたけど
襲ってくる事なんてなかったから。

しかしっ!　ものすごい低空飛行で横から、明らかに私めがけて
ぶつかってくるっ!

…あとから考えたら、
社長は地面スレスレを歩いているのだから
そのまま通り抜ければ少なくとも社長は安全だったのだと思いますが
この時は、LAに居た頃にご近所の方からきいた、
「ワシは、猫や犬や、赤ん坊くらいだと、ワシ掴みにして
持って行ってしまうから注意した方がいいですよ。」
との言葉を思い出していました。

「注意」ってどうすればいいのかな?
リードしていても、ワシ掴みにしているワシと、リードで戦ったら
社長の身が引き裂かれるかも…?
かといって、リードを離したらそのまま連れて行かれるのみ。。。

銃を持っていたって、超射撃の名手じゃないと飛んでるワシなんて撃てない。。
だいたい街中で銃なんて持ってたらアメリカといえども逮捕されるし。
結局答えは出ないままになっていた、
その状況に平和大国日本で遭遇する事にっ!!

と、とりあえず抱っこ!
しゃがんで抱っこしている間も容赦なく低空飛行で襲ってくる!

社長を覆い隠すように抱えながら走るも
バッサバッサ、グギャ～!グギャ～!って叫びながら
私の頭をひっかきやがる～～!!

もう泣きそうになりらながら「ギャアァァァ～～!!!」と叫んで←私が
死に物狂いで走りました。

車の多い大通りに出ると、カラスは追ってきませんでした。
社長も、歩く意志を見せたので降ろしてみたところ
背中と尻尾を丸めて、早歩きにおばあちゃんちに向かいました。
社長なりに恐怖だったんだろうな…

後から知りましたが、4月～7月にかけてカラスは子育てをするそうで、
巣の近くを通る人を襲う事がよくあるそうです。

しかも、襲う相手はたいてい、女子供だそうです!
逆にやられそうな相手(男性)は襲わないとの事…
なにナメられてんだよ～、しゃちょぉ～～。。
カラスが本気出すと、流血する事もあるようで、
私を襲ったカラスは手加減してくれたみたいです。

その後、社長は夜ゴハンをいつも通り完食したものの
なんとなく元気がありません。

今日は近くのヤマハに洗面化粧台の収納キャビネットを
見に行こうと思っていたのですが、
もう少し社長の様子をみてみる事にします。

みなさんも、この時期、カラスにお気をつけください。

早く体調もどして、また走ろうね。。。