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シロアリ騒動の一部始終… [築60年]

実は今、築60年の実家にシロアリ騒動が起きています。

事のはじまりは今月8日か9日、雨のあとの晴天の日。

私の服が入っている、引越し屋の段ボールケース外側に
羽の生えたアリ風な小さな虫が這って、下から上方に昇っていました。

その数が数十匹。普通の羽アリと違い、動きは機敏じゃないし
小さいし、なんとなくヨワヨワしい感じ。

「これ、なんだろう? すごくたくさん、ヘンな虫がっ!」

と母と連れ合いさんに言っても
私の虫嫌いに辟易しているお二方は無視(駄洒落ではありません)。

「これは何か、少しヘンだよ。」と何度うったえても

「この家は虫なんていくらでもいるんだよ。騒ぎすぎなんだよイチイチ~…」

と虫を見てくれようともしません。←かなり恨みに持つ私


とりあえず誰の協力も得られぬまま、虫を大量虐殺。
その後もその場所に行くたびに数匹みかけ、都度、退治していました。

数日後の夜、リビングにたくさんの小さな羽虫が飛んで来た、と
母の連れ合いさんが退治して、ドアを閉め切ってやりすごしていました。

その翌日に、その虫が大量にいる場所が再び発覚。
最初に発見した場所から、トランクルーム部屋を挟んだ部屋でした。
掃除機を出動して、大量虐殺するも、出所はつきとめられず。
私の荷物について、運ばれて来たのではないか、と嫌疑をかけられる。
実は最初の発見時に、引越し屋の段ボール(リユース品)に
卵がついていたのではないか…と危惧していたので、もしや的中??
かなりブルーに。。。

またまたその翌日、社長が久しぶりのデートを終えて帰宅した夕方…
連れ合いさんが、二回目に大群を発見した部屋で
なにかゴトゴトやりながら話している声が…。どうしたの~?と
行ってみると、蛍光灯に群がる例の虫。再び大群が現れ、格闘していました。
「これ、シロアリだよ。」と連れ合いさんが…
私「え?違うんじゃない?だって、これ、クロアリだよ(色が黒いというだけの根拠)。」
連「シロアリは黒くなるんだよ。」
私「もしかして…カンザイシロアリかも!(普通のシロアリは白いという概念が拭えず)
 カンザイシロアリならやばい。この家もうダメかも…(突然、絶望のブラックホールへ)」

その後、連れ合いさんが、入念に調べたところ、
床柱の横の穴から湧いている事を発見しました。
穴へゴキジェット噴射! で、ガムテープをして、とりあえず応急処置。。。


ネットで検索してみたところ、この虫はヤマトシロアリでした。
姿を現わす条件や、形状がセオリー通り。
このタイミングで、近隣にも一斉に姿を現したのでしょう。
シロアリ駆除屋さん(ウチではシロアリ屋さんと呼んでいる)は多忙で、
すぐには来てもらえずに、数日後に被害チェックと見積もりに来てもらいました。

押入れの床板を剥がして、築60年にして初めて、その床下に…!


DSC04729.JPG

…オーブ?

確かに、ここではシロアリを大量に虐殺したよ。
彼らも一体一体、尊い小さな命だった。
ヘンに煩悩がないだけに、私ら人間よりもよっぽど純粋な魂で
無駄にCO2を発生させず、むしろ地球環境には貢献する
エコポイント目当てに家電を買い控えする人間(ウチ)よりも
よっぽどエコロジカルで、社会性にも富んだやつらさ。

彼らにとっては、
自分たちの力で開拓した住処をガス攻めされ、兵士を大量に失った。
住処で生まれたばかりの子供たちごとやっつけられた。

七代恨むに値する、私たち。
シロアリに呪われているの?そうなの??

ううん、そんな事ないと思うよ。違うと思う。オーブなんて、ないよう。
そんなのないよう! ないって言って!
久しぶりに拝見したみなぴょんさんブログで、たまたまオーブが話題に!
撮影者に関係する霊だという事。
そこでまた疑問が…。なんでこのタイミングに?
シロアリチェックのためにノコギリで床に穴を開けたのを、
この家を建てたおじいちゃんだか、大工さんだかが
やめれっ! って訴えているの?? だってこのままではシロアリさんのお菓子の家だよ…

すがる思いで検索したら、ウソか本当かわからないけど
フラッシュをたいて撮った写真のオーブのようなモノは大抵、反射で、オーブではない
という記述を発見しました…。よかったー…。それを信じる事にします。

話は元に戻って…
チェックの結果、実家の土台はヒノキ材で造られていて、
この部分はたいして被害にあっていませんでした。

コンクリの基礎にくっきりと蟻道が。
よく、シロアリ駆除屋さんのHPで見かけるのとまるで同じ!

DSC04727.JPG


床板の下の杉板の一部がやられているようです。

DSC04728.JPG


ついでに、この部分の土壁を、シロアリ屋さんは大層お喜びになっていました。



赤土(粘土)とワラを混ぜたものを塗った土壁。
穴は、ネズミさんの通路口かも?
この家の下地は金属のようなモノが入っているようですが
本当の伝統工法は竹を編んだ竹小舞を作ります。
現在ではこの技術を持つ職人が希少だという話。
環境配慮などからこの壁が少しずつ見直され始めているようです。
以前、niceいただいたkido_azusa さんのお宅の漆喰の壁がそうです。
誰が思いついたのか、日本の風土に適したすごい技術ですよね。

ついでのついでに、シロアリ屋さんが大喜びしたモノシリーズです。

DSC04738.JPG

ウワサの(?)、恐怖のハシゴ階段。


DSC04737.JPG

画面上方の梁は父の鯉のぼりの棒だったそうです。


DSC04733.JPG

無用の長物第一弾・木の化石。


DSC04734.JPG

無用の長物第二弾・五重塔となんだかよくわからない石のなにか。
あ、これは喜んでないか、シロアリやさん…。


んで、シロアリは床下のところどころにたくさんいたそうで、
駆除と予防は後日、二日間かけてするそうです。
ヤマトシロアリは紫外線を浴びると弱って死んでしまい、
荷物について引越し先で悪さをする事はないそうです。

5年に一回の定期チェックは必要ですね!
あと、シロアリは必ずしもシロくありません。


DSC04695.JPG

社長は白い。最近グレーに近くなってきたけど…。



連れ合いさんのご紹介でお願いした、親切で感じの良いシロアリ駆除やさんです。

三共システムコントロール(株)
川崎市多摩区栗谷3-11-17
0120-640179


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シロアリ・リターンズ [築60年]

二ヶ月前に、この家を襲った


あの小さな大群が


更にパワーアップして帰って来た

今回はまんま白く、まるでウジムシ

襲撃場所は、玄関正面の和室敷居


DSC05176.JPG


真正面から

“社会性”という武器を手に

統制のとれた強靭な軍隊をもってリベンジに挑み

築60年を空前絶後の大パニックに陥れる


DSC04728.JPG


密やかに地下に潜伏


DSC04727.JPG


その恐るべき破壊力


DSC05175.JPG


「シロアリ・リターンズ」


-----アナタは生き残る事ができるか?-----


6月26日、戦闘開始。


↑ シロアリ屋さんがきます。



どんだけシロアリいんだ、このウチ…







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