ロボットに感情がうまれるのかね?

先日、録画していたフジテレビの連ドラ「絶対彼氏」の最終回をみました。(遅っ！)
いつもの事なのですが、不覚にも泣いてしまいました。
言っておきますが、私は妄想癖あるだけにSF好きです。

ヒロインは洋菓子メーカーの派遣社員。貧しい。
そんなヒロインが軽いきっかけで1億円以上もするような恋人型家事ロボット
を科学者から50年ローンだか100年ローンだかで購入させられてしまう。
そんなロボットとの暮らしや恋や仕事にまつわるお話。
いかにも、くだらないっぽい設定。ヘンなタイトル。

が、私はTBSの連ドラ「歌姫」以来、相武紗希さんをとっても気に入っています。
ソフィア・ローレンさん主演の名作映画「ひまわり」の、
ロシア側のお話といったところでしょうか、「歌姫」は悲劇でした。
せつなくてせつなくて、うんとこさ泣いた直後の
主演の長瀬さんとヒロインの相武さんとの熱愛報道は
かず少ない（ゴメン）「歌姫」の視聴者 としては救いだったのではないかと思います。
少なくとも私は「長瀬、まかせたっ…！」と激励しました。

そんな悲劇のヒロインを演じた相武さんが、かる～い感じの
恋愛だかなんだかよくわからないようなハチャメチャなコメディで
明るく楽しくかわいくしているお話を見てみたかったのです。
…んが、「絶対彼氏」もまた悲劇…。
明るい未来を予想させるようなラストではありましたが、私にとっては悲劇です。

それはさておき、このお話ではロボットが学習し、ヒトへの愛がうまれました。
私が敬愛する萩尾望都さんの「あぶない未来少年」というお話でも
ロボットがプログラミングからですが、ヒトを愛し、理解を深めています。
一方で、現在連載中の浦沢直樹さんの「プルートウ」はロボットが
憎しみの感情を覚えてしまった…かも?ってお話。
原作が手塚治虫さんの「鉄腕アトム」であるだけにヒトへの愛を
覚えてしまった…かも?ってロボットもでてきます。
「絶対彼氏」で、ロボットの製作会社のエライ人の
「愛をおぼえてしまったロボットは危険」というセリフがちらっとでてきました。
愛と憎しみは両極にあるようで表裏一体、愛をおぼえるという事は
憎しみもおぼえる可能性がある、という事なのでしょう。

「ロボット」の語源の意味は「強制労働」なんだそうです。
ヒトがいいように、強制労働させていたロボットが感情をもつ。
どっちかというと愛よりも憎しみの方が生まれる確率高そうです。
これはヒトにとって脅威なんでしょうね(他人事)。
世の中には憎しみをおぼえたロボット話の方が多いような気がします。
ターミネーター、マトリックス、銀河鉄道999…はちょっと違うか?
いつもの事ですがオチない話になってしまいました。
ASIMOくん、くれぐれも人類征服を考えないでくれ～、たのむ。
ASIMOくんの事↓
http://www.honda.co.jp/ASIMO/

「絶対彼氏」の原作はマンガだったな、と思ってちこっと検索してみたら
なんとフラワーコミックスでした。
むう、さすがだ。どうりで奇想天外なSFラブコメなわけです。
あ、ちなみに「プルートウ」の6巻は7月30日発売だそうです。

ウチのロボット。初の試みの動画です。

ダウンロードは🎥こちら

癒し型なので強制労働はさせてません。

以上です。

コメント 2

　やーっぱり私はnanamiさんよりずっと年寄りですが、妄想大好きです。
ロボットではありませんが、筒井康隆原作の「七瀬ふたたび」が再ドラマ化されるのを楽しみにしております。（原作よんでたら大抵期待は裏切られますが）
　achi社長様にはコピーロボットがいらっしゃるのですか？（笑）
好き勝手なマーキング確かに癒されますよ(*^_^*)
by スピリア母 (2008-07-05 21:03) 

スピリア母さま！
私も七瀬シリーズ読みました。おもしろいですよね！
筒井康孝さんの作品はほとんど読んでます。おかげで変人です(笑)。
多岐川裕美さんの「七瀬ふたたび」は最近CS放送でやっていたのを
見ましたが、自分のイメージと違っていて、イマイチに感じました。
このドラマを好きな方にはごめんなさい。
実はここ数日、マンガネタから離れられず、
自分の好きなマンガの映画化・勝手にキャスティングを考え続けてます。
これが結構、楽しくて！妄想族のなせる業です。
スピリア母さまの「七瀬ふたたび」勝手にキャスティング
考えてみたら楽しいかも。教えてもらったらもっと楽しいかも！
by nanami (2008-07-06 02:22)